広告塔の損害がどの程度か分かりませんが、結論を先に言えば今回の事故の賠償については「全て弁護士 に任せる」のがよいと思われます。
相手の言うとおり 基礎工事からやり直すことが果たして必要かどうか、の判断はかなり専門的な問題です。
一般の人が判断するのは無理ではないでしょうか。 また周囲の店にも迷惑をかけたことは状況から考えて
間違いないと思いますが、お店の営業損害まで賠償する義務があるのかどうかは大いに疑問です。しかし、
今回の相手との交渉は、損害賠償の知識がなければとても難しいと思います。 加害者は相手に与えた損害を賠償する義務がありますが、
どの範囲までの損害を賠償しなければいけない かは決まっています。裁判所の考え方は 「事故と相当因果関係のある損害は賠償しなければならない。」と
なっています。即ち、事故と因果関係さえあれば全て賠償しなければならないということにはならないのです。 【相当因果関係】のある、とは事故に関して分かりやすく言えば
「ある事故が発生すれば ほとんどの場合そ のような損害が発生する。」と認められる損害を指します。いくら事故によって生じた損害であってもケースに
よると言えます。特別な損害とか間接的な損害などは裁判でも認められたり、一部認められたり、全く認めら れなかったりします。
周辺の店の営業損害と今回の事故との間に相当因果関係は無さそうです。 相手から 請求されている額もかなり大きいことから、【弁護士費用】がかかりますが
分からないまま向こうの 要求に従って解決してしまうことはお勧めできません。
★関連参考
Q1・12 【弁護士費用】